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2011.10.03 (Mon)

社会に送りだすために

今日はひさびさに本の紹介で~す。
レビューを書くの苦手なんです。
だから、これもレビューって感じではないかも……


最近、読んだ本はこれです。

子どもは、いずれ社会に出て行かなければなりません。
そのために必要な事が書かれていると思います。






花風社の浅見淳子社長の書かれた本です。
はい、この浅見社長は知る人ぞ知る毒舌で……(ごめんなさい)
小心者の私はこわくてドン引きしておりました。

でも、ある日、思ったんです。本当はどうなんだろう?って。

ツイッターで批難の嵐だったある元議員さん、実際にお会いすると全然違ってました。

そういう経験があったので、実際のところ浅見社長は
発達障害のある人に対してどんなお考えを持っておられるのだろう?と
それを知りたいなぁと思うようになりました。

そんな私にある方が、この本を読むとわかるよ、と勧めてくれました。

少し読み進めて、ある本を思い出しました。





杉山登志郎先生のこの本(これもいい本ですよ~)

以下引用(7~8ページ)
「発達障害の治療、教育の是非をしらべることは実は簡単である。
 成人になるまで待って、成人になってからの状態を比較すれば良いのだ。
 どんなに理論的に正しくとも、成人になってからの社会的な状況が不良であれば、
 そのそだちの過程にはなんらかの問題や過ちがあると考えざるを得ない。」

この部分を読んだ時に、
「大人になるまで待ったら手遅れですがな……」と密かにツッコミをいれた私。

この後には杉山先生が長く診療された方の例が記されています。
また、特別支援教育の問題点などにも切り込んでいます。
発達障害の専門家として書かれた読みごたえのある本です。
(ただし、最初に手に取る本ではないかもしれません。
 2冊目、3冊目、に読まれる方が無難なように思います)

話を戻します。
『自閉っ子と未来への希望』には
十分な支援を受けずに成人になった当事者の方とお仕事された浅見社長の
経験を通して、当事者にどんな教育や支援が必要なのか記されています。
いろいろ困難を抱えたまま成人した当事者の方との係わりから
発達障害を持った人が社会に出る為に必要な事を探り当てておられます。

つまり、杉山登志郎先生の言われる検証を
わが子で実験するという無謀な事をしなくても
『自閉っ子と未来への希望』を読めば、
社会で生きていくために必要な事、
当事者が誤解しやすい事、
わざわざ教える必要がある事、
どんな支援や教育が必要かわかるんです。



   それをきちんと言葉で教えてほしかった。
   子供には、ちゃんと教えておきたいと思っていた。
   出来れば学校の先生にもわかってもらいたい。



私自身がもっと早く教えてほしかった、
と思う事とピッタリ合致してました。

一つだけ例をあげると
「お金儲けは悪い事じゃない」という事。

これを教えてもらえなかった私は本当に苦労しました。
収入を得る事への罪悪感で精神的にかなりまいりました。
労働の対価として収入を得ることは悪ではないし
むしろ尊いお金ではないのか?という考えに至るのは
診断後、しばらく経ってからです。つまり、、40歳前ですね。

実にもったいない、無駄な年月だったと思います。
だから、子どもには教えておきたいと思ってました。
将来はいっぱい働いて儲けていいし、いっぱい儲けたらいっぱい使えばいい。
収入を得ることに罪悪感を抱く必要なないし
自分で働いて得たお金は自由に使っていいんです。
(自分の収入以上に使っちゃいかんけど……)

こういうことで、戸惑って苦しい思いをしてる現実を
親御さんや支援者の方に知ってほしいなと思います。
詳しい内容は、ぜひ、手に取って読んでもらえたらと思います。







「働ける大人」を目標にして育てる。

納税者になれるほどの収入を得られないかもしれない。
自分の生活を十分に賄うほどの収入を得られないかもしれない。
働ける大人になっても、働けない時期があるかもしれない。
働きたくても働けない状態になることもあるかもしれない。

だけど、最初から「働けなくてもいい」ではなくて
社会の一員として能力に応じた仕事ができる事を目標に育てたいと思う。
そんな思いを応援してくれる本です。


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2010.08.28 (Sat)

お勧め本 『大人の生活完全ガイド』

成人期の広汎性発達障害の方とその親御さん、
それから思春期以降の広汎性発達障害の
お子さんがいる親御さん

この本、すごくお勧めです。



アスペルガー症候群 大人の生活完全ガイドアスペルガー症候群 大人の生活完全ガイド
(2010/07/08)
辻井 正次、

商品詳細を見る



先日、新聞の下段に小さな広告が載ってました。
監修は辻井正次・杉山登志郎・望月葉子

さっそく、取り寄せて読みました。

アスペエルデの会が行っていた成人サポート
その取り組みをまとめた本です。

成人サポート事業のワークショップやセミナーには
何度か参加した事がありますので、
読んでいて、どっかで聞いた話だなという部分が
いっぱいあったんですけどね。

監修者の方たちは、
長年、発達障害の支援にかかわっておられます。
現実的で建設的な内容だったと思います。


第1部ではアスペルガー症候群についての解説、
気付かないで成人した時に起こる問題、
二次障害とその対策について書かれます。

第2部では家族の関わり方の基本や環境調整、
そして社会生活で身につけておきたいことが
具体的に記されています。

特に『社会生活で身につけておきたいこと』は
「基本的な大人の生活習慣」「身近な人とのかかわり」
「職場で」「地域で」と大きく4項目にわかれていて
身だしなみやお金の管理、人との距離感、
上司や同僚との接し方や質問の仕方など、
具体的な例と解説があります。
これは本当にわかりやすいです。



私よりう~んと若い成人当事者向けだと思います。
また、それを支える家族の方向けです。

成人期のサポートについて
とても大切なことがわかりやすく書かれています。

家族のかかわりが幼児期から学童期だけでなく成人期でも
とても大切で重要だと思いました。

当事者と家族の心の中にある
障害に対するバリアを取り除くことも
生き辛さを解消するために必要なのですね。


残念なのは…
サブタイトルに「家族がサポート」とあるので
家族向けの内容だけのような印象になることと
家族向けの内容と当事者向けの内容が
1冊の本にまとめられている点。

『社会生活で身につけておきたいこと』は
当事者向けに内容を充実させて
独立した本にして欲しいなと思いました。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

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