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2010.09.25 (Sat)

不登校の子どもの権利宣言

今日は
はるぼんさんのブログ 
「ファンタジーがいっぱい」から転載させていただきました。

「不登校の子どもの権利宣言」




不登校の子どもの権利宣言


前文
 私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です。
しかし、不登校をしている私たちの多くが、学校に行くことが当たり前という社会の価値観の中で、私たちの悩みや思いを、十分に理解できない人たちから心無い言葉を言われ、傷つけられることを経験しています。
 不登校の私たちの権利を伝えるため、すべてのおとなたちに向けて私たちは声をあげます。
おとなたち、特に保護者や教師は、子どもの声に耳を傾け、私たちの考えや個々の価値観と、子どもの最善の利益を尊重してください。そして共に生きやすい社会をつくっていきませんか。 
 多くの不登校の子どもや、苦しみながら学校に行き続けている子どもが、一人でも自身に合った生き方や学び方を選べる世の中になるように、今日この大会で次のことを宣言します。


一、  教育への権利
 私たちには、教育への権利がある。学校へ行く・行かないを自身で決める権利がある。義務教育とは、国や保護者が、すべての子どもに教育を受けられるようにする義務である。子どもが学校に行くことは義務ではない。

二、  学ぶ権利
 私たちには、学びたいことを自身に合った方法で学ぶ権利がある。学びとは、私たちの意思で知ることであり他者から強制されるものではない。私たちは、生きていく中で多くのことを学んでいる。

三、  学び・育ちのあり方を選ぶ権利
 私たちには、学校、フリースクール、フリースペース、ホームエデュケーション(家で過ごし・学ぶ)など、どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校に行くことが当たり前だという考えを子どもに押し付けないでほしい。

四、  安心して休む権利
 私たちには、安心して休む権利がある。おとなは、学校やそのほかの通うべきとされたところに、本人の気持ちに反して行かせるのではなく、家などの安心できる環境で、ゆっくり過ごすことを保障してほしい。

五、  ありのままに生きる権利
 私たちは、ひとりひとり違う人間である。おとなは子どもに対して競争に追いたてたり、比較して優劣をつけてはならない。歩む速度や歩む道は自身で決める。

六、  差別を受けない権利
 不登校、障がい、成績、能力、年齢、性別、性格、容姿、国籍、家庭事情などを理由とする差別をしてはならない。
 例えばおとなは、不登校の子どもと遊ぶと自分の子どもまでもが不登校になるという偏見から、子ども同士の関係に制限を付けないでほしい。

七、  公的な費用による保障を受ける権利
 学校外の学び・育ちを選んだ私たちにも、学校に行っている子どもと同じように公的な費用による保障を受ける権利がある。
 例えば、フリースクール・フリースペースに所属している、小・中学生と高校生は通学定期券が保障されているが、高校に在籍していない子どもたちには保障されていない。すべての子どもが平等に公的費用を受けられる社会にしてほしい。

八、  暴力から守られ安心して育つ権利
 私たちには、不登校を理由にした暴力から守られ、安心して育つ権利がある。おとなは、子どもに対し体罰、虐待、暴力的な入所・入院などのあらゆる暴力をしてはならない。

九、  プライバシーの権利
 おとなは私たちのプライバシーを侵害してはならない。
 例えば、学校に行くよう説得するために、教師が家に勝手に押しかけてくることや、時間に関係なく何度も電話をかけてくること、親が教師に家での様子を話すこともプライバシーの侵害である。私たち自身に関することは、必ず意見を聞いてほしい。
 
十、  対等な人格として認められる権利
 学校や社会、生活の中で子どもの権利が活かされるように、おとなは私たちを対等な人格として認め、いっしょに考えなければならない。子どもが自身の考えや気持ちをありのままに伝えることができる関係、環境が必要である。

十一、 不登校をしている私たちの生き方の権利
 おとなは、不登校をしている私たちの生き方を認めてほしい。私たちと向き合うことから不登校を理解してほしい。それなしに、私たちの幸せはうまれない。

十二、 他者の権利の尊重
 私たちは、他者の権利や自由も尊重します。

十三、 子どもの権利を知る権利
 私たちには、子どもの権利を知る権利がある。国やおとなは子どもに対し、子どもの権利を知る機会を保障しなければならない。子どもの権利が守られているかどうかは、子ども自身が決める。

二〇〇九年八月二十三日
全国子ども交流合宿「ぱおぱお」参加者一同


注意事項
転載は自由にしていただいて、結構です。ブログ等に転載する場合、一部分を切り取らず、全文を載せていただきたいです。 よろしくお願いします。

「不登校の子どもの権利宣言」を採択しました(NPO法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク




子供にあるのは教育を受ける権利で
大人にあるのは教育を受けさせる義務なのに
どうして「学校へ行くことが子どもの義務」と
いう常識に変わってしまったのだろうか?

教育を受けさせる=学校へ行かせる

日本の学校はすごく乱暴だと思う。
1クラス35人とか40人とか
ギューギューに押し込められて
競争と順位付けで子どもを評価し
子どもたちは息切れ状態。

精神科のカウンセラーが
発達障害がなくても、、学校生活に疲れ果てた
子どもたちがたくさんいるんですよ、と言っていた。

学校が子どもにとって最適な学びの場なら
子どもは不登校になったりしないと思う。



広島では「子ども条例」に反対する人が多い。
広島県教育委員会もそういう立場だ。
詳しくはこちらから

そういう土地柄なので
この「不登校の子どもの権利宣言」は
言語道断と怒り出すセンセも多いだろうな。




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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル : 育児

20:36  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●不登校は特別じゃない。

不登校の子どもの権利宣言。注目していただけてとてもうれしいです!
学校と言うもの、子どものこと、しっかりと親も教育者もそして地域全体で・・・考えてみて欲しいですね。

この宣言作りにも参加され、ご自身が不登校の当事者の、カホンホカさんのブログ「もう5年、ガッコウ行ってないや。。。」URL紹介させてくださいね。
http://ameblo.jp/0192438380/

日常のふとしたことを綴ってらっしゃるブログですが、なかなかステキですよ^^
はるぼん |  2010.09.25(土) 20:53 | URL |  【編集】

●はるぼんさん

コメントありがとうデス。

不登校は本人のわがままとか親が甘やかしていると批判されることが多いですね。
でも、不登校せずに頑張って学校へ行って、
社会に出るころには精根尽き果ててしまう人もいます。
学校へ行くことが絶対に良いことなのかわかりません。

不登校になる子は学校の中にある矛盾や
先生の為人を見抜く力があって、そういう事から
自分を守るために不登校を選択してるのかもしれません。

ただ、両極端なわが子たちを見ていて思うのは…
学校が楽しければ子どもは勝手に学校へ行きます。
先生が「学ぶ楽しさ」を教えてくれると
子どもは勝手に勉強をはじめます。

わが子にとって一番よい学びを考えたいと思います。
絢未 |  2010.09.26(日) 22:07 | URL |  【編集】

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