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2011.08.17 (Wed)

チュン太のチャレンジ!

毎日、暑いですね。
夏休みもあと2週間、
早く学校が始まってくれ!と思う今日この頃。

長く更新をしてなかったので話が飛んでしまう……

えーっと、6月の下旬くらいから
チュン太とビンちゃんは塾に通うようになった。
そこは、寺子屋みたいな感じで、それぞれのペースで
ボチボチと勉強するところだった。

いちおう、先生には発達障害の事はお伝えしておいた。

夏休みに入ってからは、
ほぼ毎日、兄弟が仲良く(?)通っている。
そこの先生は、特に発達障害について
知識があるわけでもないのだが、
なぜか、子どもたちは嫌がらずに通っている。
(生徒が異年齢だから、居心地が良かったのかな?)

しかし、今日は帰宅するなり「塾の事で相談がある」と
深刻な表情でチュン太が言った。

塾をやめたい、他の塾へ変わりたい、ということだった。

しかし、はい、そうですか、という訳にもいかない。←経済的な事もある(笑)
理由を尋ねると泣き出しそうになったチュン太を見て
ビンちゃんが、オレが代わりに説明する、と話してくれた。


先生がチュン太の字を「汚すぎる」と大きな声で言った。
にやにや笑いながらバカにしたような言い方だった。
しつこく言い続けたあげくに「弟の方がきれいじゃないか」。


チュン太もビンちゃんも泣き出しそうな顔だった。
確かにチュン太の字の汚さは未就学児レベルなのだ。
去年の私なら塾の先生にしつこく
チュン太が抱えるディスレクシアの困難を
説明しに出向いたかもしれない。

でも、今の私は、チョット考え方が変化していた。

私はチュン太に言った。

「やめたいくらい、つらかったのね。
 やめて他の塾に行きたいと思ったのね。
 で、その事は他の塾に行ったら解決するの?

 チュン太はいっぱい努力したよね。
 ほとんど漢字は書けなかったけど、
 今は漢字テスト100点とれる事もあるよね。
 でも、はらいやはねを(学校の)先生が
 おおらかに採点してくれてるからじゃないのかな。

 (学校の)先生はチュン太を理解してくれて
 おおらかに見てくれてるね、それは何でだろうね。
 きれいな字を書くより、まずは漢字を覚える事を
 優先させてあげたい、と考えてくれてるからじゃない?

 ねぇ、中学生になって今と同じは通用しないよ。
 大学へ行って勉強したいんだよね。
 高校受験も大学受験もテストは字を書くんだよ。
 キーボードの持ち込みなんて、今の時点では無理だよ。
 字を書く、これは一生ついて回るよ。
 
 世の中は理解してくれない人の方が多いよ。
 特に見た目が普通でしゃべれるタイプの人は理解されにくい。
 
 今までは、字を覚える努力をしてきたね。
 それは、すごく大変だったし、
 キミは本当によく努力をしてきたと思ってる。
 これからは、きれいな字、苦手と笑ってごまかせる位を
 目標にしてみないかな?

 お母さんもさぁ、字を書くの苦手でね。
 大人になってから、鉛筆に『もちかたくん』つけて
 練習したんだよ。うん、けっこう練習したんだな。
 だから、ある程度は書けるようになる、って確信があるんよね。
 
 次から次にハードルが出てきてしんどいかもしれないけどね。
 習字の先生になれるくらいに、とは言わないからさぁ。
 今のままだと、どこの塾に行っても同じこと言われると思うよ。
 だから、ある程度の字が書けるようになってから
 塾を変わるかどうか決めよう、それは保留にしょう。
 
 とりあえず、目標変更したらどう?めざせ読める字!!」


そんなこんな話をしながら、
買ったまま本棚に入れられていた子の本を取り出した。
多分、1~2年は寝かされていた本だと思う……
(本ですけど、直接かきこみできます)


武田双雲・双龍の母が教えるどんな子でも字がきれいになる本 (まなぶっく)武田双雲・双龍の母が教えるどんな子でも字がきれいになる本 (まなぶっく)
(2009/07)
武田 双葉

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ひらがなでチュン太のフルネームを書いて
この本で、一文字ずつ確認。
はねる方向、横線や縦線の向きなど……
それぞれの文字の特徴を確かめると、チュン太が言った。

「こういう事を意識して書いたことない……」

とりあえず、ノートにひらがなで名前を書いたチュン太。
ほんの少し、意識して書くだけでずいぶん整った字になった。

「文章は8割くらいがひらがなよ!
 ひらがながきれいになると、すごく上手に見えるんだよ!」

昔、習ったペン習字の受け売りだが、チュン太は笑顔になった。


継続は力なり!!
ちょっとずつでいいと思う。1日1ページか2ページでいい。
きれいに書けたら嬉しいなって気持ちで練習してくれればいい。
う~んときれいに書けるようになるのか
笑ってごまかせる程度の苦手くらいになるのか、
結果はわからないけれど、
とりあえずチャレンジしてみることになった。


今年に入ってから、うちの兄弟はガンプラ作りにハマっていて
このごろは、けっこう難易度の高いものに挑戦している。
細かい作業で指先を使う機会も多く、ずいぶん器用になってきた。
指先の運動面も発達してきてるようだし、いい機会かもしれない。

チュン太がどのくらい上達するかはわからない。
ただ、何も努力をしなければ何も変わらない。
努力をすることで、何かが変わるかもしれないし、
もしかしたら、何も変わらないかもしれない。
それは、それでもいいのだ。
自分は自分にできる精一杯の努力をしたと言い切れるなら
次の道が開けるはず。


子どもに努力させることに抵抗を感じる人がいるかもしれない。
私は、なんの努力もしないで「障害だから」と言って
周りに理解を求めるだけじゃ、理解は得られないと考えている。

現実は厳しいし、世の中は甘くない。

理解を求めて啓発していくことは大切な事だ。
だけど、自分にできる精一杯の努力をするのも
同じくらいに大切な事だと思う。

もちろん、これは私の考えであって、
子どもが拒否するなら、それもアリなのだ。

その子に合った時期というのがあるのかもしれない。
この本を買った時は、見向きもしなかったチュン太である。
悔しさをバネにして、プラスの方向にジャンプできるといいなぁ。




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